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2022.03.28

【逆算のDX】リモートワークとオフィスワーク

こんにちは。

前回は「DXとは逆算である」という中央美術学園独自のDXの考え方をお伝えしました。

 

今日は、また少しDXについて話をします。

 

DXとは、デジタル技術を活用しますが大事なことは、すべてをデジタル化すればよいという訳ではないことを覚えておかなければなりません。

 

例えば、オンライン化でリモートワークという働き方が、コロナ禍の影響もあり普及しつつあります。

 

ただ、リモートワークは一見、通勤時間もかからないし無駄な会議をしなくてもいいという、そのいい面ばかりがフォーカスされますが、共同作業やフェイストゥフェイスでのやり取りによる文脈の構築、場の共有ができないことなどのデメリットもあります。

 

「ワークシフト」で有名なロンドン大学リンダ・グラットン氏によると、これからのテクノロジーの時代おける働き方は変わっていきますが、時間と場所が「固定」か「フレキシブル」か、その目的に応じた働き方が大切だと言います。

 

オフィスワークは、基本的に同じ時間・同じ場所を、働くメンバーで共有するので、共同作業や議論の場、交流の場として優れており、反対に、リモートワークでは、場所が離れているので個人での作業や集中的な考える作業や調べものに向いていると言います。

 

リモートワークかオフィスワークという二元論的な考えではなく、集中か共同か、個人か団体か、時間は固定だけど場所は自由、場所も時間も自由かなど、テクノロジーによって、私たちの「働き方」の選択肢が増えたということです。

 

つまり、理想的な働き方や職場はどうあるべきかというゴールがあって、そのためにテクノロジーをいかに活用して組み合わせていくかがDXの大事なポイントになるという訳です。

 

ステレオタイプなDX化ではなく、実現したい「あるべき姿」に対して、どのようにDXという技術や道具を使っていくかが、求められます。

 

中央美術学園のDXコースでは、このように、デジタル技術について学びながら、本当の意味でのDXの考え方やアプローチ方法を学んでいきます。

 

「逆算のDX」の考え方を学んでみたい人はまずはオープンキャンパスに来てみてください。

 

お申し込みは、こちらから。

 

 

 

追伸:ちなみに、写真は、節分の日にとった写真ですが、こういったイベントも、リモートではなかなか楽しめないですね。